〔骨董〕『古伊万里熟成期のはじまり』
今から二十数年前、巷間のバブル景気と相まって、『うぶだし』『蔵出し』といえる、市井の蔵に数百年間眠っていた古伊万里で有れば、何でもかんでもオークションに出品されれば高い落札金額が付いた時代が有りました。古伊万里は、一点一点手作りゆえ現代科学の真逆、全く同じ物は、全く存在しません。コレクターの数は、日々増えた当時、古伊万里の相場は、鰻のぼりに上昇しました。それが、今は、コレクターも妙齢になり?。後継所有者が無き場合、市場にUターン現象をし始めた昨今と言えます。すべての過去の愛玩古美術品は、このような例をみるまでも無く、タイムラグの長短は有りますが、同じ運命を繰り返していると思われます。古伊万里もブーム当時以上に相場を形成しているものは稀になり、今は当時の評価的資料を充分鑑み、人気投票が相場の育成に反映されているように思います。今高く評価されている物が、今後も永く人気者であり続ける可能性が高いのではないでしょうか?、いよいよ、古伊万里熟成期の始まりです。今なら、良い物が安く買えます。断捨離、お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2017年10月12日(木)