〔骨董〕『丹波篠山⇔柏原 鐘坂峠 遂道』
表記写真の紙片は、最近弊店が偶々倉庫内で見つけた、昔江戸時代浮世絵師安藤広重の作品(鐘坂峠)にも登場する、丹波国の交通の難所で篠山市と丹波市の境目になる、鐘坂トンネル(初代、現在は、因みに三代目)が初めて完成した時の出版物です。明治期軽く見積もっても一日は費やしていたであろう時間が、今では車で60秒です。が、悲願達成に沸く当時の風俗が如実に伝わってくる木版画の貴重な資料です。資金を寄付された村の有力者の名簿がしっかり刻まれています。現在も近隣に住まわれている親戚一族のお名前も多数見うけられるように思います。(只今、弊店のヤフーオークションサイトに出品中です。)興味の有る方は、検索ください?。実家に帰省、お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2017年07月13日(木)