『初期日通、〔国際通運〕の看板』〔骨董〕
初期伊万里、初期日通等物事の初期の頃を表すレジェンド的表現に骨董の世界では、『初期』という言葉を冠に使いますが、まさに最近弊店が仕入れたこの看板は、初期日通の頃のの貴重な資料です。日通の社史(ネット検索で引用)=1639年(寛永16)起業の江戸定飛脚問屋は明治期に陸運元会社となり、政府の保護下に全国貨物運送を扱っていた。1875年(明8)内国通運会社と改称、1893年(明26)株式会社となる。鉄道が普及して各駅からの短距離輸送業者が乱立、その業者間競争を政府が裁定し大合同が実施され、内国通運は多くの業者と合併し1928年(昭3)国際通運と改称。全国に事業を営み海陸運送業の向上発展に努める。1937年(昭12)統制により解散し、政府出資の日本通運に引継がれる。
当社史は江戸定飛脚問屋時代、陸運元会社時代、内国通運会社時代、内国通運株式会社時代、国際通運株式会社時代の区分で300年にわたる沿革を詳述。国際通運発足に至る運送大合同について、また日本通運設立の経緯に多くの頁を割いている。以上。天下の日通さんの歴史ですが、日本が誇る世界企業です。ロゴマーク氾濫のこの今の時代でも、丸通のロゴは、秀逸です。お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2017年01月18日(水)