骨董 古美術 金額 鑑定 査定 その41
普通物販の小売業の場合店内に展示して1か月経って売れないと所謂『不良在庫』だと思うのですが、当店のような古美術業界は、やや違うように思います。売れない原因が他の物販と明らかに異なるケースが多分にあります。売れないのは、お客様がその商品を必要としていない。からではなく、欲しいと思う様に工夫しなくては、いけないのであります。お客様の購入動機の大きな理由の1つに同類の物の中から選択して買うという欲求を満たしてあげなければいけません。例えば1つ売れると必ず補充展示し、デスプレーの配置転換等してあげると、数日前に比べると店内イメージが全く別の宇宙空間を形成することが多々あります。店主でさえビックリすることがあります。コーヒーのブレンドいや焼き鳥屋の秘伝のタレではありませんが、『継ぎ足しの妙』というやつです。不良在庫が輝く優良在庫に変身です。つまり、骨董屋の陳列品は、『芸能事務所のように』たがいに共鳴し合っているのです。100パーセントではありませんが、こういうこともあります。お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2016年08月27日(土)