〔骨董〕『ここ数日我が家は筍ご飯』
上記写真は、古伊万里作品では、御馴染みの『雪中筍興し図』のお皿で江戸中期で頃の作品です。親が心身共に弱って亡くなる寸前、もうすぐ春になる冬の終わりの頃、孝行な子供が元気な頃親が好きだった筍を未だ雪残る竹林に喜ばそうと掘り起こしに行く図柄です。この図柄は色んなバージョンがあり、かなり簡略化された『蓑と鎌』だけのものや当方が知っているだけでも10種類弱あります。コレクターアイテムとしては面白く人気商品です。ところが?ここ数日我が家では、経済的理由と人間付き合い的理由で、筍が今年は大収穫で、そこにコロナの影響で『巣ごもり生活』が重なり、朝昼晩と筍ご飯ばかり頂いています。当然本業の仕入れも閉ざされて、『筍生活』をよぎなくされています。
2020年04月30日(木)