〔骨董〕『コレクターにお金が有り過ぎも困ります。』
昔その昔昭和40年代初め頃、スーパーと言えばどのお店も安く、何の商材が揃って有るかが、セールスポイントだったような覚えがあります。そして今や令和、スーパー乱立時代、激安、爆安当たり前。そして、『何を揃えて、何を外す』かまで、販売コンセプトを構築するかの時代になってきました。これは、眞にコレクター心理と同じではないでしょうか?先日も、某何でも鑑定団という番組で、中島誠之助先生が奇しくも相談者に皮肉っておられました。『この方は、コレクターとしては、お金が有り過ぎたのでしょうね?』真の『コレクター王道』とは、『気に入った物の厳選で。』勉強の為に、濁った物を敢えて買うのは大賛成ですが、間違った物、勉強し終えた物は、外して。常に審美眼を保っていくことが大事だと思います。コレクションに所有者の美意識が反映されるので、コレクションは、第三の芸術と言われるのです。費やす金額ではありません、美的数珠繋ぎが評価されるのです。お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2020年03月08日(日)