鉄瓶とウイスキー山崎の暴騰の噺
最近テレビでも紹介されていたのですが、日本の国産ウイスキーが世界中の人々から人気を博し、相場が暴騰しているらしいのです。それで思い出したのが、古美術の鉄瓶の相場が暴騰し始めた頃の思い出話です。表記写真の象嵌細工の鉄瓶私の記憶が正しければ、約20年前、業者の交換会で8~9万円ぐらいだったのです。それが、今から約10年ぐらい前から50万円~150万円になり、物によっては1000万円弱にもなるのが出現しています。当時、元々魅力的だったものが見直され高騰してきたので、ある意味順当な現象と個人的には考えていたのですが、ところがどっこい?当時全く魅力を感じなかった鉄瓶も高騰し始めたので、ビックリしました。昔数千円だったものが、5.6万円に。そして、只今絶好調流行りのウイスキーの件ですが、先日のオークションで、山崎55年のボトル1本(750ml)が約8000万円で落札されたらしいのですが、勿論ビックリ仰天ですが、そこで、サントリー系の国産ウイスキーをオークフアンで過去5年の推移を調べたら、やっぱり鉄瓶の時と同じく、山崎程高級ではない銘柄まで騰がっていました。つまり、流行りの物は周辺の物までも上昇させてしまうのです。土地神話もバブルの頃は、山林までも騰がっていました。面白いですね。でも、国産ウイスキーの原酒は底をついているらしくもうすでに、無いらしいのです。永遠に高騰し続けるのかもしれません。フェラーリより高いウイスキー。乗って酔うか?呑んで酔うか?断捨離、お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!
2021年05月07日(金)