私は、ガレよりラリック。
先日、『丹波篠山の美の殿堂』兵庫陶芸美術館に『ルネ、ラリック展』を鑑賞しに行って参りました。日本では、世紀末パリ万博の象徴的ガラス作家といえば、エミールガレが有名ですが、確かに旅情的雰囲気は、日本人好と納得できます。特に『秋は、エミールガレ』と言い切っても良いぐらい素晴らしいです。が、私は、エレガントで、シンボリックで、シンプルな、ルネ、ラリックの方が好です。日本芸術の真骨頂『琳派』に通じるような、モチーフの豊富さ、エレガントさ、室内芸術としての粋さ。デザインの完成度。素材および原色の美しさ。私は、ラリックが大好きです。
2022年10月24日(月)