『骨董とは?何ぞや。』
美術とは、作者の思惑が表現された作品で、骨董とは、何ぞや。と申し上げますと、古き時代のエッセンスが濃縮された香りのする物なのではないのでしょうか?。表記白丹波は、元々真っ白の器だったのですが、時代の風化と変遷。そして使用経年によって模様が育成されたのであります。これを見て反応いや心奪われる方は、立派な成人型骨董病(笑い)と思われます。処方箋は、定期的に優品の古美術を購入される事を勧めますが、経済的に負担が多い方は、美術館に通う事を勧めます。そして、死ぬまで続く『不治の病』と自覚し、自分が本当に死ぬまで所有したい、集めたい物は何か?を自覚することです。そして、目標と行動パターンが決まれば邁進することです。意外と人生の終末を楽園に変えてくれる、有難い病気かもしれません。
2020年06月10日(水)