高級おろし鉦のせこい話
先日わが家に高級手打ち立のおろし鉦が新調されました。久しぶりに素麺が食べたくなり、台所でごそごそ料理を開始したのであります。当方『薬味』に凝るタイプでして、いろいろ茹でるのと同時進行で、卵を焼いたり、葱を刻んだり、手際よく?進行し、最後に生姜をおろそうと道具を探していると、先日の新調の情報が頭に閃き、早速使用の運びになったのですが?、いざ使用してみると、快適どころか苦痛でありました。理由は、擦り面が狭く効率の悪い事。どうやら値段が高いので一番小さな高級おろし鉦だったみたいで、結局最後の一片まで擦り切れないので、高級非効率おろし鉦のように思えました。せこいと損するお話でした。お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!
2016年06月06日(月)