『福助とお多福』=『足袋とソース』
表記人形は、福助を背負った、お多福さんなのであります。仕事柄、美術品というか、古道具は、有る地域に確率論的には、偏在している事が多いのです。例えば、お多福人形類は、京都市周辺に多いように思います。理由は、京都市の主産業である、『観光サービス業』は、女性の職場としての要素が強いのですが、それで、職場に『お多福さん』を飾られるらしい。なぜ、お多福さんなのかは、ものの本によると、幸か、不幸か、は別にして、お多福さんは、別嬪さんではなく、御愛嬌の塊みたいな、お顔です。女性が働く職場への経営者の忖度らしい(知らんけど(笑))人相学的には?デコが広いのは、頭脳明晰、花が低いのは、天狗にならず、耳が大きいのは、他人の話に耳を傾け….らしい。永年、古美術業に携わっていますが、表記人形みたいに、福助さんとお多福さんのコラボは、珍しいと思うのですが、素直に考えたら、随分欲深い、縁起物なのである。


2025年02月11日(火)