古美術の鑑定 金額 査定 値段 (その17)
一般論として、商いの小売値段は、仕入値段に利益を加味し希望小売価格を表記するのが常です。当方の古美術業界も基本的全く同じです。そこでもう少し流通経緯の分析をしますと、売る為には手間と経費が発生します。小さくで安価で壊れにくい物と大きくて高価で壊れ易い物では、手間と経費が全く違います。大きい物には、店内に置くだけで不動産経費が発生し、動かすだけで人手が必要です。というこは、小売金額に占める仕入金額率が全く変わってくるわけです。大きな時代箪笥などが、都会のお店で陳列されていない理由が分かると思います。年末、年始のお引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!
2015年12月18日(金)