憲政の父、犬養木堂の耳
最近入手した備前焼の人物像(犬養木堂)のお顔の件でありますが、御存じのようにこの御仁は、戦前5.15事件で凶弾に倒られた際、死の間際でも『話せば分る』と言って。逝かれたそうですが、話し合う為、民主主義の為、生涯をおくった方に相応しく、『人の話を聞く耳は、大変おおきなサイズの福耳だったのなだあ』と、しみじみ想いに耽りながら仕事の良い備前作品を観察していたのであります。お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!
2021年03月17日(水)