骨董 古美術 金額 鑑定 査定 その44
美術品の値段には、売主の意向が如実に反映されます。他方、収集家のコレクションにも如実に嗜好が反映されます。美術品には、素人の目にも大変豪華に映り大変高価な物も多く有る反面、素人にはさっぱり訳の分からないコレクター間だけで評価の高いマニアックアイテムも沢山有ります。一般論として?思うのですが、業者の立場から申し上げますと、マニアックアイテム程、業者の入り込む流通マージンは、少ないように思います。理由は、出て入る流通ルートがほぼ定まっている場合が多いからです。しかし、商品に間違いが無ければ、暴落も無く適正相場で納まります。結論、マニアックアイテムの流通ルートに関与しているコレクターは、寧ろ業者以上に、業界に与える影響が大きい場合も少なくありません。しかし、時代の流れとともに、『評価の基準』が変革することが有ります。〔例えば、ブリキ玩具等〕野球で云えば、ルールブックの改正?。というのは、適切でない表現ですが、しかし、世界の美術の評価は、嵐のように日々シャッフルし改正の毎日です。先日ノーベル賞を取ったボブディラン氏の件も『価値観変革の嵐』の一現象化も知れません。又、『アメリカ大統領選の結果』等etc.お引越、倉庫整理、遺品整理、古道具、骨董品等などを処分される際は是非いちど、古美術 一休堂までご相談下さい!。
2016年11月21日(月)